「チップス先生、さようなら」っていうのは、死んじゃうから「さようなら」なんだ。なんか寂しいね。
チップス先生は、ユーモアがあるおじいさんの先生で、みんなに慕われています。
こんな先生いたかな。おじいさんの先生はスベってる先生の方が多かった気がする。ただいるだけで、女子からカワイイって言われるじいさんもいたような。
チップス先生は決して飛び抜けて優秀な先生じゃないし、学校も英国の伝統校という訳ではないけど、実直に職務をこなし何千人もの生徒を教育してきた。
特別な勲章もないけど、生徒の名前をずっと覚えているなど、生徒にしっかりと向き合っている先生だ。
こういう人だから、ピンチになったとき周りの人が助けてくれる。誠実さが武器になるいい例だと思う。
ただ、自分の力量もわきまえている。校長職を打診されても、みんなのために臨時校長はするけど、正式な校長は固辞する。
真面目な先生の豊かな生涯を描いた作品と思う。
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